理事長福田 由美
1957年 東京都出身
早稲田大学卒業
結婚により栃木県に転居。
民間企業を経て教職へ。筑波大学宗像教授の考案したヘルスカウンセリングを学びその後の様々なカウンセリング心理療法 ヒーリングを学ぶ。
1990年頃から、社会の急激な変化と共に子どもの不登校の問題が顕著になる。教育相談係としてカウンセリングや個別指導にかかわる。
その後、教室で椅子にすわっていられない子、キレやすい子などのいわゆる発達障害の子たちに出会う。
集団の中にいられない子に対し、個々に寄り添うかかわりの必要性を感じ、特別支援について学び、通級指導教室を立ち上げる。
子どもが生来もっている特性を見極め、理解し、コミュニケーションを工夫していくことで必ず改善し、社会適応していくことを実感する。
また学校に適応できない多くの子どもたちのなかには特定の分野について通常以上の能力、才能、感性をもつ生徒たちも多い。その能力を生かしながら社会にも適応させたいと思い、地域の居場所やお寺、公民館、自宅等で様々なかかわりをもった。
学校不適応であっても社会とつながることでセルフイメージを回復し自立していけるトータルサポートの必要性を感じ、平成20年3月に教職を退く。
障害のある子どもを持つ保護者と共に、子どもたちの本質を生かし、伸ばしていく活動や自立と就労支援のための団体を設立。
NPO法人を取得(平成21年6月30日)福祉と教育の枠を超え、多様性を 生かし認め合う地域づくりを目指して活動している。