不登校・引きこもり支援 就労支援

スタッフブログ

障害のあるなしに関わらず、地域で支えあうカフェを目指して

2020.06.10

平成22年、地域で幸せに生きる活動場所の一つとして『こぐまのぱんやさん』がスタートしました。地域の皆さまには「障害のある方の就労」という主旨への理解とともに、私たちの活動を暖かく見守っていただきました。そして、法人の理念「地域で生きる」の更なる実践のため、鹿沼の市街地・新鹿沼駅近くの鳥居跡町に事業所を移転し、平成30年新たにカフェをオープンいたしました。

ここ鳥居跡町の商店街「まろにえ21」では、障害のある方が実習する場を提供いただきました。実践を通し自信をつけた方が実際に一般企業に就職していく事例がいくつもあります。障害のある方もほんの少しの配慮があれば、地域の中で働き暮らしていくことができるということを「まろにえ21」の皆さんが本当に自然に証明してくれました。そんなかかわりの中、鳥居跡町の物件にめぐり合えたことにご縁を感じ、今度は私たちが地域を元気にしていく番だ!とここ鳥居跡町にカフェをオープンする決断をしました。

人と人のつながり、人と地域とのつながりが希薄になっている今だからこそ、お互いに支え合う人づくり・街づくりが必要だと感じています。私たちの暮らす地域は私たちの手で元気にしていく、そうした想いのもとさまざまな人たちが共生できるビレッジ(村)をつくりたいと考えます。その第1歩がCOCOVOです。

COCOVOの中の「O」には

O…つながる輪、にこにこ笑顔こんな意味が込められています。

生きづらさを感じている人たちが、やりがいや必要とされる喜びを感じ、地域の人たちの理解を得ながら働ける場所がCOCOVOです。今では、一般就労をした卒業生が集い互いの近況や悩みを語り合う場ともなっています。